まったく久しぶりの投稿となってしまいました。
長かった繁忙期がやっと終わりました。本業であるサラリーマン業。
今年は今まで以上に身動きが取れないくらい忙しく、心身共に疲弊しました。
そして深刻な懸念ですが、年々長くなっているような気がするのです。
農業の繁忙期と微妙にずれているので助かりますが、これがかぶってくるとなると一大事です。
さて、
我が農園のホダ場がやっとにぎわってまいりました。
先々週に1番取りをすでに終えていますが、ナメコがいよいよ本領発揮というところです。
すべて同じ中生品種を植菌しているはずですが、とてつもなく早く発生する榾木があったりしておもしろい。
1番取りナメコの出荷の際、直売所の方に「時期的に極早生くらいだ」と言われましたが、中生種菌に混ざっていたととらえるべきなのでしょうか。
山に天然ナメコを採りに行っても確かに発生には大きくばらつきがあるのでおもしろい。
一昨年の春~初夏に植菌した榾木達が今年は主役になりますが、樹種によってはっきりと差が出てきているようです。
クルミは絶好調。昨年もたくさん収穫しているので、来年はそろそろ下火になってくるのではないかと。
ヤナギとサクラはそこそこ。
ナラは現在のところまだ本領発揮に至らず。やっと発生が始まったかな、くらいの状況。
シデは前情報に反して成績不良。
驚いたのはハンノキ。ナメコタワーと言わんばかりにマメコが爆発しておりますw。
いわゆる「ヤマハン」と呼ばれるハンノキですが、けっこういろんなところに自生していて調達には助かる樹種です。
クルミと同じく、休耕、もしくは放棄されたような田んぼや畑に自生してくるので場所もいいし回収にはとても助かります。
こちらはヌメリスギタケかヌメリスギタケモドキか、どちらかではないかと思われます。
ブナの幼樹も色づいてきました。
シドケも旺盛でちょっと前まで花を咲かせておりましたが、いよいよ最終段階に近づいているようです。
地味ですが白くて小さな花がホダ場によく似合いますね。
ホダ場にはシドケ、アイコが繁茂してくれるので夏場の日よけにいい塩梅になっています。
日に日に秋も深まっておりまして、地元の秋の進みは山五部といったところでしょうか。
遠目で見るブナの森はすっかり葉っぱが落ちてしまったみたいです。
間もなく本格的な時期になるナメコ。
現在の我が農園の主力作物だけに期待が高まります。