原木の伐り出しをしてきました。
今年は今までとちょっと違います。
昨年までは、不要な方から提供いただいたり仕事の関係でいただいてきたものを活用してきたのですが、
毎年確実に確保できる保証もないわけで、安定した原木の確保を行うために立木を購入してみることにしました。
そんな折、仕事中に見つけたハンノキ(ケヤマハンノキ)の一斉林。
もとは畑だったそうで耕作放棄してから数十年。そこは見事なハンノキの林になっていました。
我家からはちょっと距離がありますが、上山市内、平坦地ということで所有者を調べて交渉してみたら快諾いただきました。
原木の伐り出し・搬出ではやっぱり道路へのアクセスが一番重要だと思います。
運搬車が走れる場所であることと軽トラが入れる道路に隣接していることが、今の私にとっては必要な要件でありました。
今年のナメコはハンノキの発生がピカイチでした。なのでハンノキに目を付けたのですが、その材は通直で枝が比較的少なくて歩留まりも申し分ない。
胸高直径14~20cmほどのハンノキに覆われたこの場所では1本の立木から12~16本ほどの原木が採材できました。
家と現場を4往復。 2t車があったらな、、、 とよからぬ誘惑が頭をちらつきます。
最後、運搬車の回収に向かった時はもう日が暮れてしまいました。
結局ハンノキはナメコ用なので、基本は90cmとして太い根元付近は60cmに採材しました。
転がしておくだけなので長さはそれほど重要ではないような気がしています。
それよりかは、持ち運びしやすい長さ、を優先することのほうが大事です。
これでナメコの原木はあらかた満足。あとは春までちょこちょこもらってこれるクルミやらナラが出てくると思われるのでそれらを追加すれば相当な本数になりそう。
春の植菌も一仕事になりそうです。